あいけいばたけ 幼児教室

スイス にほんご幼児教室

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体験的に学ぶ環境
様々な体験によって、本物にふれる時間を

幼児期のこどもたちは 様々な感覚を使って、見たもの・聞いたもの・触れたものを感じながら成長していきます。あいけいばたけの子どもたちは、お料理・工作・わらべうたあそび・人形劇などを通して 体験的な学びをしていきます。あいけいばたけでは、様々な体験を通して、育める環境を用意します。

実際に、こどもたちが触ってみて香りや味を楽しみ聞いて唄って、見て、動いて、様々な感覚を育む環境です。

きせつの時間では

寒い冬には、お味噌造り。真っ白な布を染める草木染めなど。自分たちの手を使って作ります。

いただきますの時間では

お餅をあんこで包んでぼたもち 柏の葉で包んだ柏餅など、きせつの行事のおやつを自分で作ります。

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日本の慣習や文化にふれられる環境
丁寧に分かち合う 日本の昔ながらの行事・慣習

バイリンガル・トリリンガルに育つ子どもたちに大切なものは、日本語能力だけではありません。海外で育つ子どもとして アイデンティティを育む中日本の文化や慣習にふれ 同じように育つお友達と分かち合うことは とても大切なことです。

日本の文化行事が子どもたちの心に残るひとときになりますように。

きせつ・いただきますの時間では

子どもたちと一緒に行事の飾りを作り、 行事食や季節の日本の食べ物を自分たちの手で作って、 みんなと一緒に食べます。

きせつのお話では

日本に伝わる昔話や民話を人形劇で行います。

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国語の基礎となる学びの環境
将来学ぶ「国語」的要素をとりいれた 幼児活動

日本語を話す子どもたちが全員、国語力が備わっているかというとどうでしょうか。日本語能力と国語力というのは違います。あいけいばたけでは、7歳をすぎ、海外で国語を学ぶこどもたちへ国語への階段を、少しでも幼児期に準備してあげたいと思っています。かといって、鉛筆を持って学ぶのとは180°違います。国語的要素のある 幼児期の成長過程に添ったあそびです。

あいけいばたけでは、様々な活動や体験を通して、国語力の基礎となる 日本語を自然に身につけてほしいと願っています。

きせつのわらべうたでは

お話を聴きながら 季節のわらべうたを通して ゆたかな表現やにほんごをみにつけましょう。

春になると、野原や庭にでて、つくしを数えましょう♪ハンカチを使って「つくし」を作りながら わらべうたあそびです。次は、みんなでつくった つくしを 今度は、抜いていくよ♪バスケットに入れながら 皆で数えます。
「いっぽん」「にほん」「さんぼん」「よんほん」。。。。

夏になると、ごんさんは川で洗濯をして 洗濯物を1まい・2まい。。。おむすびは ひとつ・ふたつ・みっつ と和語数詞で数えてみます♪

秋には、どんぐりを いち、に、さん、し と 漢語数詞で数えてみましょう♪ 和語数詞は、年月日の読み上げで大切になりますね。

きせつ・いただきますの時間では

作り方を説明する時には 必ず、せつめい文で行います。

おにぎりをつくるときには
1)まず、みずで 手ぬらします。
2)つぎに 手 塩つけます。
3)そのあと ごはん 手の上のせます。

※このとき、必ず、助詞を(「を に へ」など)もちいた文で語ります。というように、簡潔に物事を説明する表現力を 自然に身につけてほしいというねらいがあります。

日常生活では、お母さん・お父さんとは なかなかしっかり こういった文では話さないものですよね。このような表現は、小学2年生から「せつめい文」として学びはじめます。また、理科などの科目でも 使われている表現です。

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インプットとアウトプットができる環境
受信したものを 取り入れて さらに、自ら発信する力を

こどもたちが 常に教師から発信されるものを 受信し続ける環境ではなく、受信したものを発信する場があることが大切だと思います。 あいけいばたけでは、子供達が 発言したり、語る活動を多く取り入れます。
また、母語が日本語の子供達の場合、現地の幼児教室やグループ活動では、なかなか、現地の言葉で自己表現をするのが難しいのが バイリンガル・トリリンガルに育つ環境です。あいけいばたけの活動では、みんなが母語で大活躍できる場をより多く用意してあげたいと思っております。

呼吸のように「吸ったら 吐く」そして、天秤のように「バランスよく」受信したものを 子どもたちの想像力を通して表現力とともに発信される。また、発信したものをみんなで共有する。この一連の流れのある環境がとても大切だと思っております。

きせつのわらべうたでは

例として、五月五日こどもの日「鯉のぼり」のお話をみてみましょう

1回目の活動、あいけいばたけでは、「鯉の滝登り」というお話を 雪解けした水が流れ出る ごんさんの山の川をつかって 人形劇をします。わらべうたでは 「こいのたきのぼり〜」という唄をうたいながら、色々な川に住む魚たちが登場して、瀧を登ろうと めだか、あゆ・いわな・にじます・うなぎ  などなど 挑戦します。そして、最後に挑戦するのが 「鯉」です。成功した鯉が 龍になるという 立身出世のお話。

アウトプットする 2回目の活動では

今度は、子どもたちが「鯉の滝登り」人形劇のお話を語ります
「あゆ」をするこども、「うなぎ」をするこども、もちろん最後の「こい」は大人気です!鯉が何度も登場しますよ♪

最後に唄う「こいのぼり」の唄は、子どもたちの想像力を十分に刺激して、色々な声が上がってきます。「先生!おもしろうそうに じゃなくて、たのしそうに およいでる にしよう!!」という声が上がりました。すると、次々に子どもたちから 色々な発想が飛出します♪ 何度も、何度も、歌詞を替えて皆で唄います。(ここでは、唄わされている、習っているという 気持ちの子どもたちはいないんです。唄いたくて、次は、こんな歌詞にしようよ♪ と、想像力がふくらんで、発想がにほんごで飛出してくるのです。「では、最後の唄にしようね。」と、言わないと。。。このまま、ずっと続いてしまいそう。)
これが子どもたちの持つ 本来の発信する力 なのですね。

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あいけいばたけのお便り
一人ひとりの子どもの成長に添って

海外で子育てをしていると、不安なことがたくさん。あいけいばたけでは、一人ひとりのお子さまの様子をお便りにして届けます。

お便りの内容

● お子さまの様子・・・ひとり ひとりの お子さまの様子を各父兄のみなさまへ。
● 活動の様子・・・各活動でのこどもたちの様子を。
● にほんごのねらい・・・各活動のにほんごのねらいと ならった内容を
● わらべうた・・・唄ったわらべうたを音声で。

海外で子育てをする保護者の皆さまのきもちに少しでも添えるように、微力ながら、お便りを通して、お子さまの様子を届けたいと思っています。