あいけいばたけ

スイス にほんご幼児教室

あいけいばたけの環境
大切にする5つの環境のこと

1. 体験的に学ぶ環境

様々な体験によって本物にふれる時間を

幼児期のこどもたちは様々な感覚を使って、見たもの・聞いたもの・触れたものを感じながら成長していきます。
あいけいばたけでは、お料理・工作・わらべうたあそび・人形劇などを通して 体験的な学びをします。
実際にこどもたちが触ってみて、香りや味を楽しみ、聞いて、唄って、見て、動いて、様々な感覚を育む環境です。

きせつの時間:寒い冬には、お味噌造り。真っ白な布を染める草木染めなど。
いただきますの時間:お餅をあんこで包んでぼたもち 柏の葉で包んだ柏餅など。

2. 日本の慣習や文化にふれる環境

おともだちと丁寧に分かち合う 日本の食・工作・昔話

バイリンガル・トリリンガルに育つ子どもたちに大切なものは、日本語能力だけではありません。海外で アイデンティティを育む中、日本の文化や慣習にふれ 同じように育つお友達と分かち合うことはとても大切ですね。日本の文化や行事が子どもたちの心に残るひとときになりますように。

子どもたちと一緒に行事の飾りを作り、 行事食や季節の日本の食べ物を自分たちの手で作って みんなと一緒に食べましょう。

3. 国語の基礎となるあそびの環境

将来学ぶ「国語」的要素をとりいれた あそびがいっぱい

あいけいばたけでは、7歳をすぎ、海外で国語を学ぶこどもたちへ国語への階段を、少しでも幼児期に準備してあげたいと思っています。かといって、鉛筆を持って学ぶのとは180°違います。国語的要素のある 幼児期の成長過程に添ったあそびのある環境です。

きせつのわらべうたでは、お話を聴きながら季節のわらべうたを通してゆたかな表現やにほんごをみにつけましょう。

きせつ・いただきますの時間では、作り方を説明は 必ず、せつめい文で行います。
おにぎりをつくるときには


1)まず、みずで 手をぬらします。

2)つぎに 手に 塩をつけます。
3)そのあと ごはんを 手の上にのせます。
日常生活では、お母さん・お父さんとはなかなかこういった文では話さないものですよね。

あいのくみでは、自分たちでそれぞれ人形劇セットを作り、お家で披露できるようにしています。文語で話す人形劇を家族みんなに見てもらえるように。

4. インプットとアウトプットができる環境

受信したものを 取り入れて さらに、自ら発信する力を

こどもたちが教師から発信されるものを常に受信し続けるのではなく、受信したものを発信する場があることが大切です。発言したり 語る活動を多く取り入れ、一人ひとりが活躍できる場をより多く用意してあげたいと思います。
活動では受信したものを 子どもたちの想像力を通して、表現力とともに発信される。
また、発信したものをみんなで共有する。
この一連の流れのある環境を大切にしています


あいけいばたけのこどもたちは、手遊びを変化するのが大好きです。

季節のわらべうたでは、こどもたちの想像力のいっぱい詰まった発言で、毎年手遊びがどんどん変化・発展していきますよ。

あいのくみ(にほんごであそぼう)では、自分で作った人形劇を使って劇をします。
小さな発表会です。何回もするうちに文語のおはなしも歌も覚えちゃうのね。

あいけいばたけで問題があった時には、「会議」が始まります。

年長児のこどもたちが全員リーダーとなって、問題の解決を探してくれます。
あいけいばたけは、こどもたちのもの。にほんごで話し合い。みんなで見つける解決策は大人では考えつかないものなのですよ。また、リーダーたちは、小さなあいけいっこたちに手遊びをにほんごで教えてくれますよ。

5. 海外で子育てをする保護者の方に添う環境

喜びも不安も一緒に共有できるように

海外で子育てをしていると、喜びも不安もたくさん。あいけいばたけでは、海外で子育てをする保護者の皆さまのきもちに少しでも添えるように。
微力ながらほんのひととき、ご一緒に子育てのお時間を共有したいと思っています。

各年齢にそった子育て講座。保護者の方との面談。

ひとり ひとりの お子さまの様子をお便りで保護者の皆さまへ。

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